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20年近く続けてきた飲食店の仕事を離れ、NPOの仕事に就いて4年が経ちます。最初の一年くらいはボランティアベースでの関わりあいであったのが、2年目からは有給(薄給)扱いとなり、3年目からは法人格の所得で役員として再びボランティア的な待遇に逆戻り。周囲からは「育ち盛りの4人の息子を持つ父親としてはそれは自殺行為に等しい」と言われましたが、反論の材料も見つからず、我が家は今もなお困窮街道を突き進んでいます。
そもそも私が関わっているNPOは「インターミディアリー」といってNPOへの支援活動を主なる目的に掲げた中間支援のNPOなのですが、なにせNPOが相手なので、高額な相談料を頂くわけにもいきませんからその懐事情は察しがつくというものです。
そんな苦しい台所事情の我がNPOが、このたび某財団の助成を受けて、NPOへの資金サポートシステムを開発する事業に着手することになりました。
実はちょうどその企画を練っていた時期に、我が家は「お米を買うお金がない」状況に陥っていたのですが、周囲の方たちがその窮状を見かねて、間近に迫っていた*コミュニティレストランの開店祝いを前払いしてくれたおかげで、何とか食いつないだといったことがありました。当時はコミレスの開店準備と資金サポートの企画を練ることに一生懸命で、ただただ感謝の思いでいっぱいだったのですが、自分も食えないのに人の資金調達のための方策を考えているという状況が、世間一般的にヘンなことであると気づいたのはずっと後になってからのことです。
今、頭の中に浮かんでいるのが「金のない奴ぁ俺んとこへ来い!俺もないけど心配するな」という歌の一節で、歌っていた植木等は当時「無責任男」で一世を風靡しました。「俺も無責任男か」と思いながら、そんな男の話に金を出した財団に敬意を表しつつ、大きな事業に取組む決意を新たにしています。
「そのうち何とかな〜るだろう」かぁ・・・・・? |
金のない奴ぁ俺んとこへ来
い
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*「コラボ屋」/海山氏の考案の日替わりでシェフが交代するレストラン。料理自慢の主婦など、地域の埋もれた人材に持てる能力を発揮してもらう場を提供。料理だけでなく、いろんな人が特技、才能を持ちよりコラボレーション(協動)する場でもある。
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海山裕之さん
・NPO法人地域づくり考房みなと
常務理事
・コミュニティレストラン
「コラボ屋」主催
■コラボ屋
〒510-0093
三重県四日市市本町6-2
TEL 0593-57-5657
FAX 0593-57-5657
E-Mail koraboya@m2.cty-netne.jp
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ひと手間かける楽しい暮らし

うう〜暑い!こんなときは、冷たいビールをグッと、もいいけれど、逆に汗タラタラの辛あ〜い食べ物がおすすめ。
ひとつ市販のルーではなくて、スパイスから作るカレーはどうでしょう。ではまず、フライパン(中華なべ)にサラダ油を熱しクミンシード(香り)を小さじ1。泡だったらみじん切りにしたたまねぎを2個入れて徹底的に炒めます。そこへターメリック(これがカレーの色)小さじ2、コリアンダー大さじ1、チリペッパー(辛さの元)小さじ1、塩小さじ1、できればニンニク・しょうが(みじん)を各小さじ1.あとはトマト缶1つ、水と野菜を入れて待つだけ。簡単・安い・健康的。
さっぱりしておいしいカレーの出来上がり!! |
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「スローフード」って何? |
ここ北イタリアの田舎町ブラでは祭りがはじまったばかりです。1600円払ってもらった8枚綴りのチケットの1枚目をちぎると空のグラスと町の地図が手に入ります。そう、フルコース料理の始まりです。もう町は昼間から赤ら顔をした参加者でいっぱい・・・
スローフード協会が開く4年に1度の祭りの日の様子です。(会員世界に6万人)
「スローフード」とはハンバーガーに象徴されるファーストフードに対する言葉ですが、「スローフード運動」とはファーストフード非買運動ではなくて、ゆとりある質の高い食生活を実現することで人間性を回復させよう、そのためにはまず、何気なく口にしている食べ物をもう1度じっくり見つめなおしてみようという運動です。ファーストこそ勝者だという競争原理の時代に、スローこそは新しい賢者の態度なのだよと居直り、新しい光を投げかける哲学でもあります。
現代では農業の工業化や流通が発達して季節外れのもの・外国野菜等何でも手に入る一方、慣れ親しんだ食べ物が身の回りからどんどん無くなっていますが、スローフードは食べ物を通じて自分と自然、自分とまわりの人間との関係性をもう一度考え直すことを提唱しています。いずれは田舎でのんびり暮らしたいと思う人が増えています。外国ではアグリツーリズムと言って農業と宿泊施設が一緒になった宿が急速に広がりつつあります。自然とつながり、一体になりたいという気持ち、生きる喜びを味わいたいという現われなのではないでしょうか。
本来食事は人間の五感を養い、発見し、遊び、同じテーブルを囲む悦びの場であり、子供にとって大人と食事を共にするのは社会へ入る糸口なのです。ところが日本では今や小学生の個食すら珍しい光景ではなくなっています。味わう力の退行は表現力・言語の退行をもたらすとも言われ、若者の暴力増加の背景に食があるとも言われます。
”共に食べ、共に生きていこう”それこそがスローフードの真髄です。
まずは、ひと手間かけて自分で料理すること、そして家族や友人たちとゆっくり食事を楽しむことがスローフードの精神に近づく第1歩のように思います。スローライフ・・・駆け足で通り過ぎていく人生から少しトーンダウンしてじっくりプロセスを楽しむ人生へとスイッチを切り替えませんか?
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| *参考図書 島村奈津著 「スローフードな人生!」(新潮社) |
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| 野菜と土とミネラルの話 |
「地球のお医者さん」平井孝志先生の
お話からまとめてみました。 |
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| ■ミネラルのはたらき |
| ミネラルとは、鉄、マンガン、銅、亜鉛、などの鉱物資の微量元素のことです。身体を作っている元素の0.04%ほどに過ぎないのですが、種類は43種類に上ると考えられ、それぞれが大切な役割を担っています。身体の70%を占める水を活性化させるのはミネラルの重要な働きです。また、酵素や酵素の女房役のビタミンが働くためにもミネラルが必要です。さらに、体内の化学物質や、電磁波までも退治するという、すばらしい働きを持っています。ミネラルは命にとってそれほど重要なものなのです。 |
| ■土からミネラル |
| 私たちは主に野菜を食べるという形で土からミネラルを得ています。ところが、科学肥料と農薬を使った土壌から採れる野菜は、見栄えは良いのですが、ミネラル含有量が激減しています。その証拠に、にんじんや大根などを長く放置しておくと、昔は徐々に水分が抜けてひからびてきたのに、最近のものは悪臭を放ってどろどろと腐ってしまいます。 |
| ■土の中の助け合い |
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| 平井孝志先生 |
| 微生物的環境技術研究所主幹 |
地球に生命が誕生して以来ずっと命が続いているのは、土から生まれたすべてを土に還してきたからです。地球上には約1万種、数で言えばスプーン1杯の土の上に、何億という微生物が共生していて、落ち葉や動物の排泄物や死骸を分解し、土に還してくれています。
また、微生物は植物の根にたくさん群がって、分泌される様々な栄養素をもらい、根は微生物が出すアミノ酸、ビタミン、ミネラル等を受け取っています。相互に足りない物を交換し合い支えあっている関係が、土の中に広がっているのです。「食べるということは、そんな助け合いの輪の中に入るということなんですね。 |
| ■微生物も人間も食べ過ぎに注意! |
ところが、化学肥料だけでは「発酵型」と言われる肥満児の微生物ばかりが増えて地力が低下してしまいます。「発酵型」の微生物は、ご馳走が大好きで、美味しいところだけを食い散らかして、あとは休眠したり死滅してしまうのです。たらふく食べて、あとはごろごろ寝転んでしまうようなものです。
その一方で、発酵型の食べ残した少ない栄養分でつましく生活している「低栄養型微生物」は長期的かつ持続的に地力を保ち、植物に養分を補給しています。自然界とは低栄養の環境に順応して微生物が進化してきたと言っても過言ではないのです。
私たち人間にとっても、腹八分目で”粗食”が健康に良いということは、こうした”先祖である微生物”の姿を見ても良くわかりますね。 |
*平井孝志氏×松の洗剤開発者、吉田又康氏対談集
「私たちはみんな宇宙のペット」エコブランチより発刊、好評発売中です。 |